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包装関連
開発機器

 

 

 

SH-1

NLAP-1


ストレッチ・フードマシン

 JAPAN PACK 2007出展情報

Video 1分3秒(1.8Mb)


概 要
本機はパレタイジングされたものを梱包する機械です。
ガセットの付いたチューブ状のフィルムロールを適量引出し、終端部をシールし袋状にした後に、パレット積みされた対象物に被せ、フィルムの収縮力によって対象物の荷崩れを防ぎます。

同様のものに、ストレッチラッパー(収縮性フィルムを巻き付けるタイプ)、シュリンク・フードマシン(熱収縮性のチューブを使用)があります。SH−1型はフィルムロール1つで梱包を行うタイプです。
 

特 徴
1. 袋状のフィルムを被せる機構のため、対象物上部も保護されます。つまり、野積みする事が可能です。
 (ストレッチラッパーに対する優位性)
2. フィルムの収縮力で対象物を押さえ付けるため、熱に弱い対象物にも使用できます。
 (シュリンク・フードマシンに対する優位性)



 

仕 様
 能力 Nor. 90pal/h
 最大包装サイズ  1450mm
奥行1250mm
1600mm
 フィルムサイズ巻芯寸法 φ76mm
 原反幅寸法 Max. 1400mm
 原反巻径 Max. φ1200mm
 電源回路 3相 200V 50Hz/60Hz
 操作回路 DC24V
 所要電力 約 48kVA
 所要空気量 250NL/min 90pal/hの場合
 所要空気圧 0.5MPa以上


 

動作手順
1. パレット積みされた被包装物(以下被包装物)を、搬送コンベアにより本体中央部に移動します。フィルム長さは、被包装物移動時にセンサにて高さを検知し、自動的に決定されます。
2. 引出しロール が、フィルム端開口部までフィルムを送り出します。
3. 真空吸着によってフィルムのガセット部を開き、フィルムの4角をクランプ装置でしっかりと把持します。
4. フィルムを把持したクランプ装置が左右に移動し、フィルムを開口します。
5. 拡張部に取り付けてある4つの巻取部のツメが、開口されたフィルムの内側に入り込む位置まで移動し、その後定位置まで上昇します。上昇後は、巻取部は開口寸法に合わせて再度広がり、開口部からフィルムを受け取ります。
6. 巻取部の巻取ロールがツメに寄り、フィルムを巻取ロールとツメで挟み込みます。
7. ロール引出部の引出ロールで残りの必要長分のフィルムを引き出します。同時に巻取部の巻取ロールがフィルムを手繰り寄せ、ツメ部分に蛇腹状に巻き上げていきます。
8. フィルムが必要長に達したところで各々のロールは停止し、フィルム終端をシール及び切断します。 シールは高応答のコントローラーによって温度制御されたインパルスシールによって行います。
9. 一連の動作が終了した後、拡張部は被包装物が充分収まる位置まで広がります。
10. 拡張部が下降し、被包装物を手繰り寄せたフィルムで覆っていきます。下降開始からタイマー後にツメ側に寄っていた巻取ロールは原点位置に戻ります。(詳細は右:被覆動作図)
11. 定位置まで下降すると巻取ロールが再度ツメ側に寄り、フィルムがツメから抜け落ちてしまわないように固定します。この状態のまま拡張部は被包装物下端より更に下まで下降し、被包装物サイズよりも収縮した状態でフィルムをリリースします。この動作によりフィルム先端がパレットの下までしっかりと掛かった状態を作り出し、被包装物を安定させます。
12. 拡張部が被包装物のサイズよりも大きく開き、原点位置まで上昇します。
13. 搬送コンベアでフィルムを掛け終わった被包装物を搬出するのと同時に、次の被包装物を定位置まで搬入します。(1. の行程と同じ)



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外形寸法図


図中の寸法は仕様により変ります。 

 


本製品は改良のため予告なしに仕様・デザインを変更することがありますのでご了承ください。
記載されている内容の無断転用を禁じます。

 



 


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